LANCIA MARTINI COLLEZIONE




こるまる秘蔵のランチアマルティニをメインとしてコレクションを紹介します。
先ずは、デルタの歴史から・・・

BETA MONTECARLO TURBO、RALLY 037、DELTA S4

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DELTA HF4WD、Integrale8V、16V

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DELTA Integrale

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ナローデルタと呼ばれる、デルタHF4WDから最終のEVOまでの代表的にな車達を揃えました。

さて、ここからが秘蔵モデルの本番です。なんとあのECV1,2をセットで揃えました。

ECV1

Ecv1.jpg (18KB):実物

Ecv_1_f.jpg (92KB) Ecv_1_s.jpg (85KB)

1986年のボローニアモータショーで発表されたECV1は、ミッドシップエンジンを積んだ4WS(4輪操舵)の車であり、外観はS4に酷似している が、スチールチューブでケージ構造のシャーシを持つS4よりメンテ性を犠牲にしているものの、モノコック構造により重量を20%も軽くされている。エンジンも直列4気筒にツインターボを 装着し、吸排気の流れを3分割したトリフラックス(真上から吸気し、左右に排気する方式。これにより、吸排気のバルブの温度が均等化され、従来の吸排気バルブの温度差によるガスケット抜け を抑止するのだ。)を採用した、あのアバルトの頭脳であるクラウディオ・ロンバルディらの設計によるものだ。1759ccで600bhp/8000rpmを絞り出す。

ECV2

Ecv2delta.jpg (37KB):実物

Ecv_2_f.jpg (59KB) Ecv_2_b.jpg (51KB)

Ecv2_2.jpg (67KB):実物 Ecv2_1.jpg (53KB):実物

Ecv2_3.jpg (222KB):実物

ECV1の進化型であるECV2について、ロンバルディは次の様に述べている。「”1”と同じシャーシ機構を用いながら、”2”では空気の流れをうまく処理して機械部分の温度上昇を抑制でき、その結果ラジエターとオイルクーラの容量を小さくでき、 フロントの小さなスペースに収められるようになった。また、水冷式のインタクーラも小型化した結果車両全体をコンパクトにまとめ、空力特性の良いスタイリングにできた。ラリーカーにとって勝つための要件は、トップスピードの高いことではなく、路面とのトラクションを最大限に保つこと である。また、車両の垂直回りの慣性モーメントを小さくするために、重い機械部分をできるだけ車両の中心部に集約することにより、車両の運動性能を高め、トラクションを最大限に活かせることになる。ECV2はこうした点を実現しており、操縦性の優れた理想的なラリーカーとなっている。」 アバルトの頭脳であるロンバルディ先生がそこまでベタ誉めするこのECV2。上の写真でも判る様にデルタより車高も低く空力よさそうです。トリフラックスの実写映像もご覧あれ!乗ったら凄いんでしょうねぇ。


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