Speedline srl

Speedline −MONTECARLO−






Speedline Montecarlo


Corzo-Monte_mag

(For LANCIA DELTA EVO 17inch 8J Mag)

Corzo-Monte_mag

(For LANCIA DELTA EVO 17inch 7.5J Al Montecalro Rep.)
Corzo-Monte_mag

(For LANCIA DELTA 16V 16inch 7.5J Works Mag.)
        

 Speedline Montecarloの紹介

 定番中の定番、Speedline。ランチアの純正アルミはこのメーカのもの。ご紹介するまでも無いと思いますが、以下にうんちくを含め、簡単にまとめました。

 Speedline srl社は、世界中でもっとも名門かつ、各社の純正アルミホイールを供給する最大の自動車用アルミホイールメーカである。
年間生産は400万本に達し、主な製品は主要な品質規格をクリア、先進技術に裏打ちされた、最も技術的に高度な製品としてデリバリされています。
全てのビジネス領域の中で絶えず挑戦し、より新しい技術と絶え間ない改良工程を実現。そして、ISO9001、 QS9000、および EAQF94品質保証認可を取得しています。
 今回ご紹介するこる象のホイールは、17インチの定番マグホイールであるモンテカルロ。お馴染みのモデルの一つである。デルタのEVOIは15インチ。EVOIIは16インチのモンテカルロを標準装備している。 当然、往年のランチアのワークスマルティニが履いてきたイメージによる、メーカー戦略の成せる業であろう。ワークスホールは17インチも含め4穴であり、オフセット等も異なる。アフターマーケットで出ている 17インチのマグはオフセット33。ツラツラにするには、フロント/リア共にスペーサーの使用が必要となる。17インチ4穴も数は少ないがリリースされている。中でも、16インチの4穴マグは本物のワークスホイール の可能性大。アフターマーケット用の16インチマグは無い。ワークスホイールの特徴として、モンテホイールの各穴の内側の肌がザラザラで整形が甘い。これがワークスホイールの称号なのである。
 市販されているモンテカルロにも世代があるので注意が必要だ。90年代前半に出荷されていたフェーズ1ものと、90年代後半以降のフェーズ2(最終型)だ。フェーズ1物はSpeedlineのロゴが変わる前であるので確認し易い。 フェーズ2はSpeedlineCorseの新ロゴになってからの物である。裏面のハブに取り外し可能なゴムカバーが付いていることで確認できるであろう。このモンテカルロマグ、裏リムが極端に 強度が無い。キャッツアイ等を踏んだら一発で逝く。マグとアルミの配合の問題もあるのだが、フェーズ1物は10年程度で漏れなくクラックが入る。その辺りを対策したのがフェーズ2であり、コルセロゴに なってからのモンテは比較的強度が上がっている(と思われる)。逆に言うと、フェーズ1物の方がマグ比率が高く軽い分、強度が低いと推察される。こる象導入のモンテマグは最終型のフェーズ2だ。 モンテカルロも生産中止の噂も流れているので、無理して中古購入。デルタには、モンテカルロがなぜかしっくり来る。
注:文中、筆者の思い込みの記述もあるので、鵜呑みにしないように。(笑)

Lancia_8v monte 
Lancia_16v monte 
Lancia_evo monte
Corzo-Monte_mag



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