ひろろは格安（現状渡し）で購入したので、大体のリスクは想定内。
コーンズ物だし、その後ガレ伊太でメンテしていた車両なので、素性は良い物であると信じるしかない。
基本的に自分でリセットを前提として、安く素性が明確な程度の良い車両を買い、
タイベル、ウォポンをやって安心して乗る作戦だったのだ。
しかし、ひろろは持病を持っているようだ。まあ、前オーナが売ろうと思うイタ車は、少なからず
何か問題があるので売っちゃおうと思うのが世の常。車検切れのひろろは、マッシモの工場内にて
エンジンをブリッピングするも、吹けが鈍い。購入時の現車確認時、Ｖ６ってこんなもんかと思っていたが、
冷静に考えるとなんかおかしい。
これはちょっと走らないと判らないので後回し。取りあえずリフトに上げて車検前車両点検をしてみた。
すると、結構なメンテ要な箇所が発覚。急遽車検予約は延期されたのだった。
①ステアリングラックブーツ左右破れ（上写真右）：車検のため交換要
②右ドライブシャフトブーツ（アウター）破れ：車検のため交換要
③ラジエターホースから水漏れ跡あり：念のため交換要
④ＬＬＣリザーバタンク合わせ目より水漏れ：車検のため交換要
⑤ラジエターエア抜きプラグより水漏れ跡あり：念のためＯリング交換
⑥フロントパッド残り少なし：念のため交換要
⑦タイヤ内側溝なし：念のため交換要
⑧アンダーカバーのフロントパイプ部の蓋欠損：自作要
⑨ミッションとエンジンの間からのEgオイル漏れ（上写真左）：見なかったことに
⑩キャビンンフィルター：念のため交換要
⑪エアクリーナー汚れ：交換要
取りあえず、車検を取るために、①から⑤をマッシモで整備をお願いした。
整備も完了。車検もなんとかクリア（色々あったがココには書けないっす）。
後は、パッドとタイヤをまたネットで注文し、これで、何とか公道を走れるようになった。
しかし、気になるオイル漏れ。これはちょっと想定外。かなり以前から漏れている形跡なので、
高圧洗浄機で取りあえず洗って、様子を見ることにした。まあ、６万ちょっと以上走っているので
こんなもんでしょ、とポジティブシンキング。
さて、先ずはパッド。１６６のブレーキはＦ４０キャリパーだ。
デルタに付けたいくらいの立派なキャリパー。当然、パッドもデカイ。純正のパッドの価格を
調べると、エライ高い（４万円弱）。街乗りの車に数万のパッドを入れる財力もないので、ネットで調査。
１６６の対応型番、座金形状等を色々調べると、ランサーのＥＶＯ系のパッドと同様な様だ。ここは、チャレンジ。
定価約２万のDELPHI製パッドが\6,800。流石、安い。ネットでポチっと購入。
自分で交換してみると、問題なく付きノープロブレムでした。
当然、パッドセンサーは付いていませんです。
型番：SA-M225 Type SA
これってレーシング向けPADなのか効きます。いっちょ前に鳴きます。（汗）
お次はタイヤ。１６６のタイヤは２２５／４５／１７。
４０だったら、デルタと同じで共用できたのに残念。
P6000の内側が丸坊主だったので、これもニュータイヤをネット購入。
デルタの街乗り用と同銘柄をチョイス。なんたって安い。しかも国産。
４本で43000円（送料込み）。素敵です。このタイヤでDCS2006FINALは勝てた様なものです。
ネットで見つけた家から激近の車屋さんで、１７インチでも１本１０００円（バランス、組み込み含む）で装着。
オマケに廃タイヤ代は２５０円／１本に感動。
ネットでタイヤを買うと、組み込み代が結構高く、大きな悩みでしたが良いお店を見つけました。
Ｓタイヤもやってくれるそうなので今後はココを使おうと思っています。
下町は掘り出しショップがまだまだありますね。
続いて、アンダーカバー。アンダカバーのフロントパイプ直下部がありませんでした。
マッシモでパーツを問い合わせてもらったら、アンダーカバーアッシーのみ。（笑）そんな金なんかある訳ない。
欠損状態の写真撮り忘れましたが、これもアルミ板を買ってきて自作。
フロントパイプの傍なので、金属でないとマズイと思い、０．３ｍｍ厚のアルミ板を近所のホームセンタでGet。
写真の銀色の部分が自作のアルミ板。純正みたいにバッチリできました。面倒くさいのでバチっとリベット留め。
最後は、キャビンフィルター。エアコン用のフィルターです。
型番：ＢＯＳＣＨ Ｋ６０２ 品番：1 987 431 360 \5,520
世界のBOSCH製をネット調達。ＩＴ技術をフル活用。
１６６のフィルターはネジを４つ外せば、誰でも交換できます。
最後に、予備に温存していたアルファの香り板を助手席下にタイラップで縛り付けた。
真っ白になった、香り板も目視確認。以前は、こいつもあの香りを持っていたのだろう。
これで、ひろろもアルファの香りを装備完了。
先日、車検も取れてＧＷ前から連続出勤で１０日振りに休みが取れたので、
平日でしたが、テスト走行を兼ねてガレこたを襲撃。
新旧蛇軍団が平日にも関らず集結。ストレスを発散しました。
そこで、ブレラと１５９の顔は似ているが、まったく異なることを初めて知った。
この日は初夏の陽気であったが、葛飾から世田谷までの環七では水温も安定し、クーラーは
下痢する位に効く。エンジンの吹けは今ひとつですが、その辺を走る分は問題無さそう。
しかし、世田谷からの帰りの首都高に乗ると、ひろろの持病がハッキリ判りました。
キッチリ、5000rpm以上吹けません。これって、蛇のお約束のエアフロ。ですね、きっと。
プラグとエアクリもゲット。ウオポン、タイベル交換時に
一緒に交換予定。しかし、Ｖ６のウォポンは高い！既に予算オーバーな予感。