ハブリングのワンオフ(2008.4.13)


桜

桜も散ってしまいましたが、日ごとに暖かくなってきましたね。
さて、ひろろに履いたホイールの続報です。
ボルボ用のこのホイール。ボルボのハブ径は65mm。よって、ホイール側のハブ径は65.1mm位だと思います。
ひろろのハブ径はPCD108のくせに、59mm。つまり、ボルボ用ホイールだとガバガバです。
ひろろに純正以外のホイールを履く場合は、PCDチェンジャーや、ハブ付きスペーサ、最悪ホイール加工等
が必要になります。スペーサ等入れれば、ロングボルトも必要になるでしょう。スタッドボルトを立てる案もあります。
何れにしろ、ツマラナイお金が掛かってしまいます。コストを掛けずに済ますためには、ホイール側のハブ径が
車体のハブ径以上のホイール選択が重要です。ボルボ用ならok。しかし、最低限必要なものがハブリングです。

ホイールセンターを出すためにも、ハブリングは重要です。ハブリングが無いと、微妙に
ホイールセンターが狂い、高速等の不快な振動等を招く場合があります。
また、タイヤ装着時のボルトを締める時の穴合わせに難儀です。
ホイールを固定する際の強度を考慮しても、ハブで固定されていることが理想です。ハブリングが無いとハブ側と
固定されていない分、5本のホイールボルトが加重方向の全ての応力を受けることになります。
大径ホイール等はかなり重量がありますし、段差等走行時にはホイールボルトに横方向の負荷が増大します。
とういうことで、安全のためハブリングを装着しました。166のオーナではあまりボルボ用を使用している方
は少ない様ですが、是非ハブリング、若しくはハブ(耳)付きスペーサの導入を推奨します。

話は戻って、上の写真はオクでゲットしたハブリング。4枚で2000円ちょっと。
ひろろにジャストフィットのリングなんぞ世の中にありません。
無ければ作る。これ鉄則。

ハブリング

外径65mmで内径57.1mmなので、内径を59.1mmに加工です。
つまり、片側1mm程度旋盤で研削すれば、内径59.1mmになるっつーわけ。
知り合いのエンジニアさんにクイックサービスしてもらいました。
(ピラちゃん、ありやと。助かりました)
精度はバッチリ。これで高速走行も問題無しかな。
次なる課題は、ホイールオーナメント。イタ雑にでも行って来ましょうか。

装着例

ハブリングもバッチリ装着し、これで安全面はクリアかな。



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