開催日:H11.8.22(日) 開催場所:富士高原サーキット
天気:晴れ
レギュレーション:SS(通常コース)2本中のベストと、特殊コース1本の合計タイムで争う。
デルタカップレザルトデータ(個人成績はこちらへ!)(99.10.03)
順位 |
NO |
ドライバ名 |
車種 |
SS1 |
SS2 |
SSベスト |
ST3 |
総合タイム |
タイム差 |
1 |
69 |
岡 章太郎 |
Super 7 |
50.40 |
48.61 |
48.61 |
56.12 |
104.73 |
− |
2 |
41 |
池田史(こるそまるけ) |
DeltaEvo2 |
49.55 |
49.76 |
49.55 |
55.94 |
105.49 |
−0.76 |
3 |
11 |
石塚昭広(マッシモ石塚) |
DeltaEvo1 |
49.94 |
50.04 |
49.94 |
56.24 |
106.18 |
−0.69 |
4 |
28 |
門倉 光久 |
DeltaEvo1 |
49.36 |
49.01 |
49.01 |
57.39 |
106.40 |
−0.22 |
5 |
43 |
斉藤社長(SAM) |
Delta16v |
50.90 |
50.34 |
50.34 |
56.38 |
106.72 |
−0.32 |
6 |
18 |
吉野社長(SL) |
DeltaGrA |
50.35 |
51.35 |
50.35 |
56.77 |
107.12 |
−0.40 |
7 |
27 |
森山 元一郎 |
DeltaS4 |
51.20 |
50.86 |
50.86 |
57.26 |
108.12 |
−1.00 |
8 |
42 |
辻 靖夫(デルトーナ) |
DeltaEvo2 |
51.03 |
52.67 |
51.03 |
57.13 |
108.16 |
−0.04 |
9 |
48 |
山田竜彦(TATS) |
DeltaV6 |
51.38 |
52.09 |
51.38 |
58.19 |
109.57 |
−1.41 |
10 |
30 |
井上英三郎 |
Delta16v |
51.38 |
51.63 |
51.38 |
58.24 |
109.62 |
−0.05 |
11 |
51 |
北村朗(らんちゃん) |
Delta16v |
50.44 |
51.36 |
50.44 |
59.29 |
109.73 |
−0.11 |
16 |
3 |
石井 浩一 |
DeltaEvo2 |
54.15 |
53.84 |
53.84 |
59.07 |
112.91 |
−1.77 |
24 |
25 |
清水 孝一 |
Delta8v |
54.10 |
52.70 |
52.70 |
59.07 |
114.93 |
−0.22 |
25 |
12 |
会田 一 |
DeltaEvo1 |
55.09 |
52.93 |
52.93 |
62.05 |
114.98 |
−0.05 |
28 |
16 |
野崎淳一(クリ坊) |
ストラトス |
55.61 |
53.70 |
53.70 |
61.47 |
115.17 |
−0.05 |
29 |
9 |
木本靖夫(Kimozzi) |
Deltaジアラ |
53.04 |
52.78 |
52.78 |
62.49 |
115.27 |
−0.10 |
32 |
50 |
杉坂仁 |
モンテカルロ |
54.00 |
54.14 |
54.00 |
61.47 |
115.47 |
−0.05 |
33 |
26 |
池田勉(すえぞー) |
Deltaジアラ |
53.25 |
54.66 |
53.25 |
62.28 |
115.53 |
−0.06 |
41 |
76 |
広井(社長) |
74カレラ |
55.84 |
55.77 |
55.77 |
61.84 |
117.61 |
−0.87 |
44 |
13 |
桜井 強 |
Delta16v |
57.08 |
55.98 |
55.98 |
62.79 |
118.77 |
−0.22 |
45 |
33 |
長 優子 |
Delta16v |
53.85 |
53.29 |
53.29 |
65.56 |
118.85 |
−0.08 |
46 |
19 |
長村 政博 |
Delta16v |
57.53 |
56.07 |
56.07 |
62.85 |
118.92 |
−0.07 |
55 |
14 |
鈴木 太郎 |
Delta16v |
57.89 |
57.36 |
57.36 |
63.52 |
120.88 |
−0.06 |
60 |
4 |
平沼 秀敏(PILA) |
DeltaEvo2 |
58.94 |
58.17 |
58.17 |
65.15 |
123.32 |
−1.17 |
66 |
2 |
多田康弘(グッチ裕三) |
ストラトス |
58.94 |
59.39 |
58.94 |
68.70 |
127.64 |
−0.95 |
【解説】
4年目にして、総合2位でしたが、遂にデルタの頂点へこる象は這い上がりました。年々、レベルが上がって今年の通常SSは予想通り49秒台の戦いとなりました。今年のポイントは誰も走ったことの無い特設コースであるステージ3(ST3)。このコースを最速で走ったものが勝てるとカップ前から分析していました。前回のチャンプNo.11のマッシモ号は入魂の最速タイムの56’24。こる象はNo.41だったので、出走迄時間があります。もう一人のチャンプNo.28の門倉号はなんと57’39。SS1,2で最速だった門倉号が57秒台前半ということと、マッシモ号が56秒台前半ということは・・・・。そうなんです。ここでこる象が56秒台後半で走れれば、優勝は夢では無いということです。こる象は午前のSS1,2でマッシモ号に0.4秒の貯金があるからです。しかし、そこには一つの大きな障壁がありました。ST3はコースの連絡路を使用するS4森山スペシャルコースです。その連絡路には段差(2cm位)が有り、車高をダウンしたこる象には一抹の不安がありました。でも、こるまるは腹をくくりました。ミッションケースの一つや二つなんだ(オイオイ!アドレナリンデマクリか?)。ミッションケースは金で買えても、栄光のデルタカップは金では買えない。これは、神様がくれたチャンスだと自分に言い聞かせて・・・・そして、ST3のスタートラインに向かいました。とにかく走ったことの無い初めてのコースだったので、昼から頭の中でイメージしていた走りをするだけでした。最後の登りの直線もギリギリ迄アクセル全開です。Fディスクにスリット&ドリルホールを奢ったスパルコ製ディスクを導入し、リアのパッドもマッシモスペシャル(フロントと同配合)に交換してきたのが功を奏したのか、ブレーキの信頼性は完璧でした。結果は、出来過ぎの55秒台、Super7もやっつけて見事最速をGET。これが大きな勝因でした。結局、走った後に恐る恐る下を覗きましたが、致命的なダメージも無く済みました。(神様。ありがと)今回はコース設定や走行順番等とても運が良かったと思います。でも、何と言っても自己ベストの49’55を出せて、優勝も出来た。その源は直前にマッシモさんが組んでくれたマッシモオリジナル車高調&ピロアッパーのお陰です。2セット全てをお客に装着し、一番付けたかったマッシモ号には装着されてはいませんでした。パワーが勝負でないあの富士高原を知っているくせに、”デチューンはうちのカラーじゃぁない。うちはいつも全開じゃなきゃぁだめなんです。”とあえて1.8のブーストで挑むマッシモ石塚。男樹を感じました。でも、”もうお前の車はいじってやらない!これ以上速くなったら困るから車高調外してやる!”なんてお客をいじめないでちょう〜だいね。
PS 家に帰ってVTRを見たら、ST3の時のこる象が手前最終コーナを走っている時に、よく聞く声でヤジが飛んでいるのが聞こえました。「もういい。(アクセル)踏むな〜。(コースから)出ろ〜!」誰の声か皆さんわかりますよね。そういう正直な社長が大好きです。
【デルタカップ データファイル】
こるまるデルタカップ研究所所蔵データファイルより、96年からのMRCメンバ及びこるまる知人の4年間の軌跡を紹介します。データとしては以下のデルタカップレザルトヒストリーを参照して下さい。その下には、個人毎の4年間に渡るSS(通常)ベストタイムの推移と3年間の総合順位についてグラフで示しています。(注:96年の総合順位については公式レザルトがわかりませんでした。)
注:第3回モデラー前原のタイムはトラウマ桜井16Vの最適化前のデルタでのタイム。 歯が命森山は97からS4、96はデルタEVOでのタイムです。門倉さんは特別ゲストとして掲載しました。