第2回 MassimoGT選手権 最終戦
  in VIVA! ITALIA!! 2002

  ちょっと重いです!!



MGT風景

 2002年9月22日(祝)ラリーキッズ伊那にて、第2回MassimoGT選手権がVIVA!ITALIA!!(以降VI)内のイベントとして開催されました。 VIはFIAT FESTAと並んでイタ車の一大イベントであり、イベントステージとしては申し分ありません。エントラント数も前回を上まり35台が集結したのです。(感謝)  MassimoGTという言うくらいなので、エントラントの多数は象使い。でも象ばかりではありません。今回は各草レースで参戦中の現役チャンピオンドライバを同クラスに集めました。 それが、今回のMassimoGTクラスD。豪華な顔ぶれが揃いました。中でも、現役GPライダーの伊藤真一氏が参戦してくれて非常に盛り上がりました。ここで、MGTの競技方式をあらためてご紹介しましょう。 1セット5Lapの内の3Lapを計測対象とし、2セット走行の中でのベストLapで勝負を競います。1セット8台で間隔をおいて走行するので、初心者にも比較的安全に走行できます。但し、グループ毎に 走るので完全のイコールコンディションではありません。車間を取って1発のホットラップに賭けるという駆け引きが必要になります。今回は皆戦略的な走りをしていました。前回善戦した、O3R(オースリーレーシング) は、タワー下でピットサインを出し、ドライバに周囲の情報を伝えるというチームプレーを発揮。草レース並の気合いの入れようです。とにかく、一番速い者が勝つという単純明快なルール。今回も多くのドラマが展開されたのです。



(画面クリックで大きくなります)

MGTメインパドック風景 イッパイイッパイでした

パドックちょっと狭くてすいませんでした。>エントラント様

フェラーリ250GTO スタッフカー

今回はARC参戦中のMGSジャンカルも手伝ってくれました。ありがとう!
こる象もレイン用GSを履いて挑んだのですが・・・


賞品の山 栄光のチャンピオンベルト

 今回も協賛各社様からの沢山の賞品が集まりました。ありがとうございました。賞品を見るとモチベーションも高まります。しかし・・・・ 栄光のチャンピオンベルトの左上にある”黒パン”を見るとモチベーションが下がるエントラントもいるとか。 さて、MGTの1回目(不計測)の走行順番となりました。スタッフのこるまる、M石塚、ジャンカルの3名はビバアタック枠でのMGT参戦ですので、一足早くアタック開始です。 こる象は、クリアを充分取って走るも、2周目に追いついてしまいアタック出来ず。結局52秒台。まあこんなもんだと自分を励まします。ジャンカル、M石塚はビバアタックのアルファ枠で走行。 ジャンカルは1コーナ、最終コーナを攻めきれず、M石塚はSタイヤを履くも、ギアが合わないGTVに苦しみます。MGT枠で光ったのがマリオさんでした。1本目はフリー走行(計測対象外) でしたが、50.959の最速を叩きだし、見事ポールポジションをGet。午後の本戦が楽しみになりました。

MGTの一番楽しい一時 O3Rは飲みを抑えていた?

MRC北陸支部の師田さん、松本さんが遠路遙々福井から伊那へ。右の写真はO3Rの面々。 大庭ちゃんは、デルタカップ時のM山さんへの暴言により、ROMをノーマルに戻されての参戦です。O3Rは厳しいっす。(涙)

ランチはパスタと焼き鳥? 伊藤さん、こるまる、M石塚

 伊藤さんは仙台から新潟経由で自走で来てくれました。(感謝)
伊藤さんはとてもフレンドリーでフランクな方で、ビックリしました。世界を相手に戦っているプロライダーがこんな イベントに出てくれるなんて・・・感動です。プリンスピッラは高校生の時に鈴鹿に見に行ったイトシンさんとまさか一緒に走ることになるとは・・と涙を流していました。

   昼食後、午後の走行となりました。こる象はタービン換装し、絶好調!といいたいのですが、先日の菅生の走行会での謎のエンジンオイル漏れ見舞われ今日はMassimo空母に艦載されての参戦でした。 走るからには、勝つ!これがポリシー。気合いを入れました。しかし・・・
蓋を開けると、やはりタイムを出してきたのはクラスDの面々。49秒台を叩き出した3台と、それに続く7台の、計10台が49秒から50秒の1秒の中での接戦となりました。MGTのリザルトを見てジャンカル曰く、 まるでF1の予選リザルトの様だ!と言わしめたMGT。凄い戦いでした。 結局こる象も自己ベストの50秒台を叩き出すも9位に終わり撃沈。優勝は3本目に49.451を叩き出したイトシンさんでした。1コーナをノーブレーキで行く!と言って本当にやってしまったイトシンさん。 菅生の3コーナを230km/h、ハイサイドで飛んだ男の根性は凄すぎます。2位は師田さん。3本目でちぇざ〜れ井上選手に抜かれるも2本目のタイムで逃げ切り堂々の2位。3位は最近負け知らずのちぇざ〜れ井上選手 でした。普通の車ではMGTを勝つのは非常に難しくなってきました。こる象のレーシングへの道を真剣に考えなくてはいけなくなった今日この頃です。当日夜は、プリンスピッラと酒を飲みながら涙で枕を濡らしたのは言うまでもありません。 さて、今回15位に甘んじたジャンカルの話を紹介しておきましょう。彼は笑えました。午後の最後の2本目、何と走行時間帯に遅刻して出走できず。タワーに懇願して、X1/9枠で走らせてもらいました。本人曰く、4台しか走らないX1/9枠 での走行になった時点で、「勝った。」と思ったそうです。(笑)ただ、彼には”戦略”という2文字がありませんでした。遅い車を追い回し、結局タイムアタック出来ずに彼のMGTは終わりました。3本目を走行終了後、パドックに帰ってきた時の 第1声が「俺の夏が終わっちゃったよー。1コーナノーブレーキなんて、そんな怖いことできないよー。」それを見てイトシンさんは爆笑してました。 とにかく楽しい1日でした。しょーちゃん、お疲れ。作戦ミスには気を付けよーね。

 第2回MGT公式リザルトはこちら!熾烈な戦いでした。

男の花道 何故か腰巻き

 さあ、笑撃のMGT表彰式です。あの栄光のチャンピオンベルトはイトシンさんへ受け継がれたのでした。


イトシンさん御免なさい

 笑撃?映像は・・・色々問題があるということで、今回は伏せさせて頂きます。ただ、当日あの場所にいた人の目には一生忘れること無く 焼き付いたことでしょう。イトシンさんも「一生忘れないよ。」とおっしゃってくれました。(笑)表彰式を終えて、半ばキレ気味に 「ベルトが欲しかったら菅生まで取り返しに来い!」とコメントされていたことが印象的な第2回MGTでした。しかし・・・東北からあのベルトは帰ってくるのでしょうか(笑)



追記1:参加者の全員の映像アルバムをUP完了。
アルバムはこちらから!
フォトアルバムphoto by Taka(ブロードバンド版)はこちら!(ゼッケン順です)アルバムを開くパスワードは MGT(小文字半角) です。
  追記2:Rosso12月号にも取材されてますので、皆さん買ってくださいね。(毎月26日発売)。

デビル2世 草レーサは自走です

 がんばったしょーちゃんにサービスショット。彼も若かかりし頃はストリート出身とか。(爆)


恒例のC.M.R&Dデータはこちら!これからが楽しみです。



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