第7回 MassimoGT選手権 DCS2005開幕戦
  in  FIAT FESTA 2005



デルタ満開(写真trucco)

 さあ、今年もやって来ましたみどりの日。ラリーキッズ伊那にて、第7回MassimoGT選手権がフィアットフェスタ(以降FF)
内のイベントとして開催されました。フェスタは毎年良い天気に恵まれますが、今年も例年通りよい天気。
今回はFF事務局の絶大なるご協力により、MGT最高枠の7枠を確保していただき、56台の象さんのエントリとなりました。
FFも今回で第12回を数え、イタ車乗りの同窓会みたいなイベントの一つです。
MGTも年2回の開催で第7回目となり4年目に突入。継続は力なり、イベントは続けることが大事です。
7thMGTはDCS2005のシリーズ開幕戦としても位置づけられ、DCS参戦デルタの2005年スペックのお披露目となります。
今回の注目は、O3Rのトイヴォゲン森山選手のダークサイドEVO1号。遂に16VからEVOに返り咲きです。
さあ、このニューマシンの実力は如何に・・



宿敵達の隣で

こる象も元気に出場。アズーロに衣替えして早一年です。
ゼッケンもいい感じ(ひろみ郷的)

宿敵達の隣で

これが、トイヴォゲン森山さんのニューマシン。これどっかで見たなーと思ったら、
前のオーナーさんは知り合いでした。(^^;このデルタも新しいオーナさんの下に来て喜んでいることでしょう。
さて、午前の完熟走行。ここで波乱の一幕がありました。こる象と同じ枠のグリフォーネの師田選手がS字手前でストップ。
自走不可でピットまで牽引され車を見てみると、なんと右前ホイールはネギャキャン付いてます。
どうやらハブ関連のトラブルであえなくリタイヤとなりました。同じ場所でちぇざーれ井上選手のQちゃん号も
エンジン突然死の持病が再発。競合の一角が揃って戦線離脱です。

(MGTキーメンバ達)

キートス選手 鼻息荒い旦那大本 マッシモ号 ちぇ号

マッシモ号は前日にエンジン載せ変えての出場です。

DCS2005(byとめきちさん)

さて、2005DCS開幕戦であり、7thMGTの始まりです。

 さて、1回目のタイムアタック。今回から、伊那はタイム計測システムが変更となり、
1コーナの電光掲示板は死んだまま。自分のタイムはまったく判らない状態での走行となります。場内アナウンスはあるものの、
運転席側の窓は閉めて走っているので、アナウンスも聞くことはできません。まさに自分の感覚時計での判断となります。
今日は天気予報ではかなり暑くなるとのことだったので、こる象タイヤは55SのSRコンパウンド。TTは持っていきませんでした。
競合各車のトイヴォゲン、キートス、旦那は揃って、TT(涙)。うー、これはかなり苦しいぞ。
初夏の陽気ではTTは垂れ過ぎると判断したのですが、朝から雲が多く日差しはいまひとつ。路面温度もさほど上がっていないのか
1本目はSRではまったく路面を食いません。頼むぞ気象庁。こる象は1本目、1コーナでケツを出し、
カウンタを当てるにもオツリをもらい、首の皮一枚で2コーナの外の縁石で踏みとどまるという危機一髪状態。
非常に危ないところでした。
勝てる時に勝たないとMGTはなかなか厳しく、チャンスはありません。今回は師田、りーだの両選手がいないので、
後方常連のこる象にも今回はチャンス有りです。(ニコッ)
今回のこる象の戦略は、乗れてる旦那に引っ張ってもらい、最後の立ち上がりで3.7ファイナルを活かしてタイムを詰めるという、
名付けて「旦那ごっつぁんです作戦」。タイム的にも、先ずは旦那をやっつけないとトイヴォゲン、キートス選手との戦いに絡めません。
旦那を攻略すれば、自ずと結果は付いてくると考えた作戦でした。そのペースメーカである旦那が1本目からリアが暴れてタイムが伸びません。
こる象が後ろから詰めすぎたのが旦那にマイナス要因となり、1本目はあえなくMRCは二人して散るのでした。旦那ごめんよー!

 昼食後2回目のアタックの時間を向かえました。こる象は午前4番手。今日はSRでは無理だなとの判断で、
取り合えず、4番手キープの戦略に変更です。リアタイヤはSRでも発熱するように、若干空気圧を高めに設定。ここで気をつけなくては
成らないのが、下から必ず這い上がってくるだろう、竜、プリンスピッラ選手の両名です。プリンスは前日の夜に47秒を空想の世界で既に
叩き出しており、46秒出ちゃったらどうしよう、と言っている状態。この男、どこまでがホントか妄想かが判らないところが怖いところ。
後は、ヒタヒタとタイムを詰めてくる竜選手に注意が必要でした。両名は前枠での走行。こる象は最終枠だったので、全枠の走行中に場内
アナウンスで二人の結果を確認できます。竜選手は詰めるも49秒台後半でジエンド。プリンスは・・・今回は話になりませんでした。
取り合えず、4位確保を確認できたので、2回目のアタックに集中です。
さて、G枠2番タイムのトイヴォゲン選手は1番時計のキートス選手が出て行くとすぐさまピットアウト。本気モードにスイッチ入っています。
こる象も今度は旦那との間を取ってがんばるも、タイムは出ずジエンド。旦那本人も死ぬ気で踏んだとのコメントしてましたが、上位2人に及ばず
万事窮す。MRCはどうもプレッシャーが空回りするいつもの展開となってしまったのでした。
レース同様、追う方が追われる方より有利になるのがこの世界。最後の最後でトイヴォゲン選手はキートス選手を0.09秒、後ろから振り切り、
見事MGT初優勝を手中に収めたのでした。O3Rの黒川秘密基地に初めてベルトをもたらした森山さん!流石です。おめでとう!
EVOオーナーの常勝連中に、彼からの勝利コメント「以前EVOに乗っていて、再度8V、16Vと修行を行い、今回でEVOは2順目です。
勝ちたきゃ、8Vからやり直さなきゃ駄目ですよ。チミ達とは年期が違うのよ。年期が。」とのお言葉。年期か。
重いお言葉ありがとうございます。流石、ダークサイドの帝王。毒吐いてます。(笑)

 第7回MGT公式リザルトはこちら!MGTに第5代の新チャンピオンの誕生です。
DCSのポイント争いも熾烈に成りそう!かなり面白くなりそうね(^^;(レギュレーションを自画自賛)

 FIAT FESTA 2005 全リザルトはこちら!(TheCROSSさん)雲越さん、お疲れ様でした。

クラスA入賞者

初出場いそちゅうさん、クラス優勝おめでとう!クーペフィアットでのGr−A参戦。象さんいっぱい食べちゃいましたね。
2位のY.やまざきさん、O3Rでの修行の成果の賜物ですな。3位のいわさんもこれまた初出場でのお立ち台。楽しんで頂けましたか?
上位3名の内、2名は初出場での入賞です。初出場でもお立ち台に立てる!これが今回のレギュレーションの醍醐味です。


クラスB入賞者

mameさん、クラス優勝おめでとう!2位も常勝コバヤシさん。早くGr−Sに来てくださいね。
kimkimさんは初表彰台。車が直って出場出来てホント良かったですねー。


クラスS入賞者

元ちゃんおめでとう!自分の車での優勝はひとしおでしょう。(笑)
2回目のチャンプには黒パン履かせるレギュを主催者特権で導入します。(キートスさんもね)


恒例のC.M.R&Dデータはこちら!
ここで、ちょっとDCS2005のレギュレーションについて解説しておきます。
DCS(DeltaCupSeries)は主にデルタを中心としてイタ車であれば参戦出来ます。
初心者でも気軽にイベントに参加できる様にクラス別のエントリ形式となっています。
ラジアルクラスである、Gr−Aであれば、初心者でも自分のペースで
参戦できます。詳しくはこちら、DCS2005レギュレーションを参照ください。
年間ポイント制になっていますので、今からエントリしても充分可能性はあるかもです。(^^;



(7thMGT参戦車両)

クラスA,B クラスB,C クラスD クラスE クラスE

クラスF 尾高ワークスは遅刻 クラスF クラスC


Special Thanks DCS映像記録関連担当各位

(Special Thanks2)

ターマックいわた あべちゃん いじりんぐ ロッソコルサ

ターマックいわたさんは今回145耐久号で参戦。レッドデビル号の復活をお待ちしております。
韋駄天さんは兵庫から参戦。遠いところありがとうございました。じゃんけん大会、あべちゃんにやってもらうの忘れてたぁ!
雑誌のいじりんぐTipoさんからも120デルタが参戦!雑誌の取材もお疲れ様でした。
ロッソコルサ吉冨さんも参戦、車検担当の高木さんお疲れ様でした。
表彰式後の恒例のジャンケン大会の目玉は、マッシモ製軽量バンパーがEVO,16Vの2本も出血大サービス。最近振るわなかった
フリップ荒井さんは見事バンパーをゲット。最高の笑顔を久しぶりに見ましたよー!。

(番外編)

ビアンキ?

フェスタらしい日本車です。キャロルだそうです(笑)

DCS2005も無事開幕戦を終了しました。DCSAスタッフ、協力ショップ各位のご協力ありがとうございました。
次は夏の富士。伝統の富士でのDCにて、皆さんとまたお会いしましょう!
DCS各戦の模様は、DCS公式HP  でもご覧になれます。
DCSに興味のある方は、www.delta-cup.jpをクリック!モータスポーツを一緒に楽しみましょう!!



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