CIAO ITALIA 2005

  色んな意味でワンメイク尽くしです


5台積み

2005年10月16日(日)に兵庫県のセントラルサーキットにて、
Ciao Italiaが今年も盛大に開催されました。思い起こせば、MRCが初遠征してから5年の年月が流れ、
こる象も色々あってアズーロになったし、石塚白エボ号も未だ冬眠中という状況ですが、DCSの全国展開を機に、
いつも遠く(伊那、富士SW等)まで来てもらっている関西方面のデルタ仲間を応援しようということで、再遠征を計画
したのでした。前回は走行会でしたが、今回はレースに参戦。ピレリカップランチアチャレンジレースへの参戦です。
前回は自走でセントラル迄行きましたが、かなり辛かった記憶しかありません。したがって、今回は多少の出費は覚悟で、
如何に楽に行けるかをテーマに企画したのです。その解は、車載の手配と車1台で移動という条件です。
具体的には、車載は何とデルタ史上始まって以来の5台積みトレーラを手配。そして、8人程度が乗れる車(レンタル)を
用意しました。トレーラの手配にはいつもレースでお世話になっている、とあるショップの社長さんに紹介しもらいました。
レンタカーは社員割引により激安でこるまるが用意(エスティマ最高!)。2台に分乗するより低コストでの移動を実現したのです。
5年の年月で、関西方面のデルタ乗りのレース熱も高まり、一昨年前からのDCSシリーズ戦にも多数エントラント
迎えるようになった今、関東組みもアウェイにお邪魔しないと不公平。つーことで、今回はMRCワークス4台と
山梨のkimkim号を加え、5台の関東組みデルタで乱入と相成ったのです。
現地入りは23:30頃。風呂も入らず、それからあべちゃん、モロちゃん、関西の皆さんと朝の3時迄話して吐きそうになるまで飲んで、
翌日、6時に起床。遠征は体力勝負です。(いつものことですが)



(画面クリックで大きくなります)

積み込み風景1  積み込み風景2 
積み込み風景3  積み込み風景4 
搭載完  高さを測ります 

今回の目玉はこのワンメイク5台積み。
前日出発前に象さんをトレーラに積み込みます。笑ったのが、このトレーラがサーキットに入れるかを主催へ問い合わせた時の話。
旦那大本さんが、2&4に電話すると5台積みの言葉に動揺し、保留3分後にかけ直してくれとのこと。
その後確認した結果、サーキットに入るトンネルは最高地上高が4mなので、そこをクリアできればBパド迄入れますとアナウンス有り。
それをトレーラのドライバーさんに話すと、巻尺でサクっと測り、問題ないですね(ニコッ)とあっさり。流石です(笑)
そして、片道650km、途中名古屋で155DTMを納車しつつのセントラルへ遠征が開始したのでした。(前振り長い!)

ciao ita

セントラルサーキットのパドック内で開催されるチャオイタの風景。
Fのエンツォも居ますが、一番印象に残ったのが蛇が増えたなー。つーことと、象が以外に増えてるじゃん。
ていうことでした。デルタもまだまだ現役ですな。

デルタだらけ  シグナルレーシング? 

今回はランチャチャレンジレースにMRCは参戦。
MRCは信号機の様に、赤青黄色と並んでます。
驚いたのが、なんと国内では史上初のデルタワンメイクによる本格サーキットでの記念的なレースとなりました。
チャオイタの主催に感謝です。

ねねの湯軍団  エア抜きするあべちゃん 

ホームの京都のコルソマルケ軍団、VOWの司令塔であるあべちゃんも参戦。
コルソマルケ軍団の八木さん(ラゴス)はフル内装、Rスピーカ付きの家族思い仕様。それであの速さ・・・。
家族のために、内装は剥がさないでくださいね。あべちゃんはこの日のために、軽量ボンネットを導入。
泣きながら自らアンダーコートも剥がし軽量化。合わせてオリジナルカッティングシートでフルチューン。
本人曰く、近くで見ないで!とのことでした(笑)

さて、午前のフリー走行後にMRC各車にトラブル発生。何か運転中にガス臭いと思っていたら、失禁しておりました。
こる象は最近サーキット場で、ガソリンが半分以上入っているのにガス欠状態に陥り易く、
先日燃ポン等を確認したのですが、その際クランプのオイルシールをへたらしたのか、そこからダダ漏れ
状態。早速、マッシモメカの坂下さんに治療をしてもらい、何とかガス漏れは完治。危うく燃えるか、リタイヤでした。
レースにメカさんが同行してくれると何かと安心だし、安全ですね。旦那号もダダ漏れオイルを緊急メンテして
もらい事なきを得ました。
しかし、セントラルの路面は5年前に比べると荒れましたねー。裏ストレートはシートから飛び出るほど路面が荒れています。
改修コストを抑えているのか、ちょっと寂しい感じです。関東にはこれ程酷いところは見当たりません。まあ、ちょっとヤレた
サーキットになって、逆に身近(コスト的)になったのでしょうか。ここでデルタを走り倒したら、ボディーへのダメージは尋常で
無いことは確かです。関西の皆さん!ゲージ入れましょ!ボディが逝っちゃいますよー。
(話は戻って)そのまま二日酔い状態で、予選へ突入。こる象は予選アタック1周目で、ターマックいわたコーナーでケツが出て
フルカウンター(汗)。ここは危ないと知っており、ゆっくり入っていったのですが、凄い滑りようでした。
その後は、ちっとビビリが入って予選終了。リザルト見ると、ベストがあの滑った1周目とは(トホホ)
2周目以降は、かなりメンタルABSが効いていた模様です。
予選結果(上位10名)は、モロちゃん、旦那、八木さん(ラゴス)、上田さん、富田さん、こるまる、ちぇ、まめさん、
あべちゃん、八木さん(ジアラ)の順。さすが旦那は好位置。こる象は京都のコルソマルケ軍団の3名にやられて6番手。
これは必殺技を使うしかねーな、心に誓ったのでした。

さて、決勝です。各車グリットに付いてシグナルを見つめます。今回のレースのスタートはF1方式。
レッドシグナルのブラックアウトでのスタートです。前のレースでセントラルのブラックアウトのタイミングは体内時計
にしっかり記憶させたので、それを信じてクラッチを繋ぎます。
ワンテンポ遅れた前の上田さんの右から、上田さーん閉めないでー!と思いながら気合でパスします。

ロケットスタート 

上田号をパスすると、いつも見ている黄色いお尻が前に走っていました。ロケットスタート成功です(笑)。
(上の写真はMRC専属記録係であるヒロ岡本氏の映像のひとコマ。上田さんにピッタリ並んでいるこる象です。)
1コーナでは八木さん(ラゴス)が左後ろまで来てましたが、インを取っているこる象が有利でした。
オープニングラップの最終コーナで、トップのグリフォーネがピットイン。後で聞いたらスタート時にクラッチが逝ってしまったそうです。
ごっつあんです。モロちゃん。その後は旦那、こるまるの1,2で一人旅レース。3周までは旦那を食ったろうかと思い飛ばしてましたが、
こる象は3年落ちの55S、旦那はほぼ新品の55Sであることを思い出し、後半にタイヤが垂れて2位すらキープできなくなる可能性が
あったので、ここは作戦変更。何とかこのまま2位完走する作戦としました。バックミラーを見ると最初は上田さん以降が団子に
なっていましたが上田号にトラブル(パイプ抜け?)発生。そこを見逃さず、ちぇざれが3位へニョッキリV。
そのまま、追いすがる八木さん(ラゴス)を大人気ないミドルライン走行作戦で抑えてフィニッシュ。
(本人、40も半ばにして、大人じゃないからとか言ってますが)
何と、関東MRC表彰台独占という最高の結果となりました。パチパチパチ。

憧れ1  憧れ2  憧れ3
   憧れ4  憧れ5 

こる象アズーロのルーツはコレ!
福井のオートフリークの前川社長の愛車。相変わらず素敵です。でも・・・オリジナルのリアウイングにして欲しい・・・
(5年後に売ってくださーい。前川社長!)シツコイか(笑)

こんなのも 

FIAT500でセントラルつーのも、ある意味凄い事です。

表彰式 

MRCの晴れ姿。1位はレースクイーンではありませぬ。旦那おめでとう!、ちぇも良くがんばった。

準優勝 こる象  優勝 旦那ジアラ  3位 しろはち
  

2位 Corzo−R  優勝 旦那ジアラ   3位  しろはち

予選リザルトはこちら!

決勝リザルトはこちら!


また積んで  ワークスみたい  さすがトヨタ
  

無事に走行を終え、またまた積んで。後ろから見てみたりして。
帰ってみて、気付いたのですが、5台積み車載の写真ばかり撮ってました。(アホか)
レース中の写真あれば、送って下さいねー。
車は積んだ後なので、今回のサポートカーにお礼をし、これから8時間耐久の始まりなのでした。(おしまい)


<番外編>

1位の代償 

深夜、舎人での出来事。こんなところ、折れるのね(びっくり)。可愛い1位の代償でした。

<特別リンク>
KIGARUさんのHPに沢山の綺麗な写真が載っています。是非こちらをクリックしてみてください。

<動画スペシャル!>
MRC専属映像記録担当ヒロ岡本氏は世界的な映像クリエータ。命を掛けた山登りの末の感動の映像!
史上初デルタフルグリッドレースのスタートシーンはこちらをクリック!
サンプル動画なので、本編はマッシモまでご注文ください。(価格未定)(爆)



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