I.P.C第2戦 MGS初の表彰台独占!


 2002年4月14日に筑波サーキット1000にて、I.P.C第2戦が開催されました。 こる象も今回は参戦。タービンの調子が悪いのですがタービンを逝かすつもりでの参戦です。今回は秘密兵器を導入しその 真価を試す目的もありました。そうです、ミシュパイスポカップの実戦導入です。ポルシェカップのオフィシャル タイヤというふれ込みにちょっと騙されて導入してしまったミシュパイスポカップ。MGSメンバには、どうせあの使えないP-ZERO レベルじゃないのー?とか言われ放題。でもビブは笑っていました。


ラッキー7 

走る前から縁起がいい!ラッキー7です。


 さて、筑波サーキット1000(旧筑波東コース)はこる象くんも初めて走るサーキット。 平坦でエスケープ(草むら)も広くとても楽しいサーキットでした。気を付けなくてはいけないのが3コーナ外にある (らしい?)大きな側溝だとか。3コーナのヘアピンの立ち上がりを飛び出すと、草むらでは止まれずその側溝に填る そうです。当然自力脱出は不可。運が悪いと足周りがポッキリキッチリ逝くそうです。(笑)
 ちょっと筑波1000のインプレッションを以下にご紹介しましょう。
ミニサーキットにしては比較的長いストレートを抜けると右への1コーナ。ここはクリップに付いた方が良さそうです。 クリップに付かなくてもいけてしまう(気がする)のですが2コーナの入り口で飛び出るリスクが大きくなります。 2コーナは3コーナまでのショートストレートを活かすためになるべく大きな弧で車速を落とさないドライビングが必要 です。3コーナは、筑波1000で一番小さいヘアピン(5R)。アウトインアウトのライン。続いて軽いS字を抜けて 左への複合コーナ(4,5コーナ)ここが走ると難しいのです。ここを失敗すると、裏ストレートの車速が乗りません。 5コーナのクリップは奥めに取るイメージで走ると良いと思います。裏ストレートを抜けると最終コーナ右へのここも複合 コーナ(7,8,9コーナ)。7コーナの縁石は低いので跨いでもok。8コーナは捨てて、最終コーナ(9コーナ)の クリップも奥目。立ち上がり重視でいかないとストレートで車速が伸びずタイムは出ません。やはり、一番重要なのはこの 最終コーナで、私も最後までココは納得いく走りができませんでした。(家に帰って車載ビデオで復習してやっと判った)

Tukuba course1000 コースレイアウト



 さてさて、ミシュパイスポカップのインプレッションは・・・。うぅ〜ん。やはりレースで国産Sタイヤ に勝てるタイヤでは無かったかもしれません。コンパウンドとしては初期グリップ、発熱もBSのGSよりちょっと柔らかめ ってな感じ。サイドの剛性も強く、イイ感じ。かと言って街乗りでの乗り心地も良く、走行音も低く気になりません。BSのハイグリップ(RE-01等) タイヤに良くあるブロック欠け、ブロック飛びはまったくありません。(あれショックだったよなー)また、トレッドデザインも格好良く、外側の パターンは以前装着していたミシュランカットスリック(ターマック)と同じデザイン。やる気満々です。 但し、限界領域のグリップは残念ながら国産Sタイヤよりは劣りました。(涙)限界領域幅が狭いという感じ。つまり、ハッキリ言ってタイヤに頼った コジコジ運転はNGということ。アンダー、オーバ等のタイヤからの情報は嫌という程ドライバに伝わってきます。このタイ ヤにより自分の運転の課題を再確認させてもらった感じがします。高い勉強料でしたが、ただ単にタイムを削る目的ではなく ドライビングの哲学を教えてくれたミシュパイスポカップ。しばらくこれで修行ですね。私はこのタイヤを”サーキット最速養成ギブス” と呼びたいです。このタイヤで修行を積んでSタイヤへ・・これが理想のステップの様な感じがしました。
 これからサーキットを走ろうと思っているビギナーの方、年に数回しかサーキット走行をしない方等は、このタイヤで走ってある程度のタイムを 出だしてから、Sタイヤへのステップアップ。これが最速への道ではないでしょうか。
IPCにてフリー走行、公式予選(計30分全開走行)を終えたミシュパイスポカップのトレッド面の状況。


レースの結果をお伝えするのを忘れてました。遂に、遂に。MGSがIPC(クラス1)にて表彰台を独占できました。ちぇさんはポールトゥーウィンで見事優勝。 こる象も3番グリッドからスタートし、蛇の毒攻撃にやられ、惜しくもジャンカルロ・Nに抜かれるも、なんとか入賞しました。(ヤッター!)
レース結果はこちらから! いやぁー。久しぶりのシャンパンの香り。最高です!

MGSのアンポンタン!

おめでとう!ちぇ!ワークスエンジン載せて良かったね!
表彰台に上がる予定でなかったので、何故かこるまるは普段着。
(レーシングスーツ着ておけば良かった(惜))


Massimo軍団 

独り占め 


後ろで、ちぇさんと話している謎の中国人”龍矢魔陀さん”。
久しぶりにV6インテグラーレでの参戦でした。右後方には、マリオ・デ・ハマダさん、社長とLSD談義
でもしているのでしょうか?今度は一緒に走りましょうね。
追伸:マリオさんのHPカウントヒット記念品受領致しました。素晴らしいものをありがとうございました。
これ欲しかったのですー。早速、裁縫(自分で)しなきゃ。


アバルトカップ開幕戦 

【おまけ】1週間前の4/7。成田モーターランドにてABARTHCUP開幕戦が開催されました。
こる象も参戦するも、O3R(オースリーレーシング)に惨敗。今度は負けませんよー!
有名な8VRのリーダ号との2ショットです。



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