こる象にも8年目にして遂に来た、お約束の・・第2弾


PC−680


暑い夏を乗り切ったこる象にもまたまたお約束のトラブルです。

この1年くらいバッテリーランプがぼぉーっと灯る様になってきたので
こりゃバッテリーの換え時かなと思いなるべく夜に走らない様にしていたのですが、
昼でも判るくらいに点灯するようになり、寒くなる冬に向けてバッテリーを新調してあげたのです。

こる象のバッテリーはオデッセイのドライバッテリーの一番小さいやつ(PC−545)。
そもそもこのサイズはレース車両等向けのものであり、エアコン、カーステが付いているこる象には
ちいとばかり容量が不足気味でした。その反省を活かして、今回は一つ上のPC−680を選択。
545は5.4Kgと超軽量。680は6.7Kgで1.3Kgの重量オーバとなりますが、安定した
電力供給は燃ポンをしっかり動かすためにも重要。夜の走行時に燃圧が下がってしまうのも心配
なので、680を選択したのです。
が・・・。Massimoで交換し、セル始動しても・・・あっー。カラータイマーが灯っている!
工場長からテスターを借りて測ってみると、アイドリング状態で12.5Vしかありません(涙)。
工場長はニッコリ、「まずいですねぇ。」
私は社長に、「不良品じゃないの?このバッテリー」
社長は笑って「正規ものなので、クレーム交換okですよ。」とのこと。
冗談はさておいて、遂にこる象のオルタも昇天したのでした。
さて、ここで問題なのが、強化オルタにするか、純正をオーバホールするかです。
強化オルタは純正のものより容量UPしています。ということは純正よりパワーは食われると言うこと。
物理で習った「エネルギー保存の法則」です。少なくてもパワーを食われるのは忍びないので、
価格的にも優れる純正オーバホールを選択しました。オルタをOHしたこる象は、またまた元気になったのです。
オルタが調子悪くなる状況を示します。皆様の象さんもこんな症状が出たらオルタを疑ってみてください。

OHしたダイナモ


【症状1】最初はバッテリーランプがぼーっと灯る。(昼間はよく見えない)その内しっかり点灯してきます。

【症状2】ブレーキ踏んだり、ファンが回るとガックリ電圧が下がる。

【症状3】交差点等曲がるとき、ブレーキを踏みながら減速する(エンジン回転数が落ちる)と
たまにABSのランプが点灯(誤動作)する。
→多分電圧降下によるCPUの誤作動でしょう。この他、エンジン始動前にACCオンした直後
メータ類が狂った様にビュンビュン動く経験もしたことあります。この時はバッテリー交換したら直りました。

しかし、ここ2,3年連続でやってくる波状攻撃(お約束)の数々。
こる象も9年目に入り、クラシックカーの部類に突入ですな。
以下に8年間のお約束の数々を紹介。
1.バッテリートレー破損(止める部分が割れました):納車1年目
2.クラッチレリーズ:2回交換
3.クラッチマスター:1回交換
4.ブレーキマスター:1回交換
5.タイミングベルト:4回交換
6.ガソリン漏れ:2回(エンジン内、タンク)
7.ドライブシャフトブーツ:3回交換
8.ステアリングブーツ:1回交換
9.ブレーキキャリパOH:1回(フロント)
10.オルタネータOH(ICレギュレータ交換):1回
11.ラジエターホース(アッパー、ロワー)交換:1回
12.ウォーターポンプ交換:1回
13.IEランプ点灯(コネクタ接触不良):1回
14.バッテリー交換:3回
15.タービンOH:1回



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